栃木県栃木市 ふくろう接骨院 変形性膝関節症について(その1)

2013年08月17日

今回は、ふくろう接骨院でも多い、変形性膝関節症について書いていきたいと思います。
 骨の端の方には軟骨というものがあります。特に太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)は体重を支える部位なので特に軟骨が他より厚いです。軟骨は柔軟性に富み、非常に滑らかにできているので、体重を支えるために骨に直接に衝撃がこないように吸収し、膝の曲げ伸ばしするときに起こる骨と骨の摩擦を防いだりしています。

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では、変形性膝関節症とはどのようなものなのか?名前の如く膝の骨が変形していくことです。要因は沢山ありますので、代表的なものを書きます。

1・・・筋力の低下 年齢的に40歳を過ぎたあたりから筋力が低下し、軟骨に負担をかけてしまいます。しかし、年齢が原因ではなく筋力が低下しているということに注意してください。

2・・・体重の増加 体重が増えてくるとその分軟骨にやはり負担がかかるため、変形しやすいです。

3・・・過度のスポーツなど 運動をすることはいいのですが、例えば極端にジャンプをしたり、階段の昇り降りや山登りなどは負担が強くさらに膝を捻りやすく怪我をし余計に変形を進めてしまうので何事もやりすぎには注意です。

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では治療はどのように行うのか?基本的に変形性膝関節症の場合は膝関節のみに原因があるわけではないので股関節や骨盤等から治療の必要があります。

膝が痛くなってから筋力運動をしようとしてもできないので予防が必要です。
次の機会があった際には予防のための筋力運動やストレッチなども書いていきますので参考にしてください。