栃木県栃木市 ふくろう接骨院  SSP治療器について

2013年07月18日

ふくろう接骨院で使っているSSP治療器について説明をしていきたいと思います。

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SSPとはSSP電極をツボに置いて低周波通電を行うツボ表面刺激療法のことです。
「刺さない鍼療法」とも言われ、1976年に大阪医科大学麻酔科の当時の教授により開発されました。
電流は、流れやすいところに流れる特性があります。SSP電極では、先端部に圧力を集中させて電極の先端部に電流が集中するようにしてあります。gaika

SSPの痛みに対する作用は大きく分けて4つが考えられます。

1・ゲートコントロール説
体の一部を何処かにぶつけたりした際には思わずさすったりしますがそうすることで痛みが減少する感じがあります。この現象はゲートコントロール理論で説明されます。簡単に説明すると痛みが伝わる神経を脊髄レベルでブロックするということです。SSPも痛みの神経を選択に刺激することにより、痛みを和らげることが出来ます。

2・局所血流の改善による発痛物質の除去
痛みがでると、痛みの物質が血流の悪い部分に停滞し、蓄積され慢性痛を引き起こします。SSPの刺激を局所的に与えると血流改善や痛みの物質の吸収が起こり、痛みが和らげられます。

3・内因性モルヒネ様物質による下行性の痛み抑制効果
SSPで刺激を与えると脳の中に痛みを和らげようとする反応が起こります。結果、痛みの情報を脳に伝わりにくくするのです。

4・ストレス緩和による自然治癒力の回復
SSPは多数の電極を様々な場所に装着できます。このため刺激による鎮痛作用と同時にストレス誘引性の鎮痛効果も生まれます。この結果自律神経系にも働きかけ手足が温まり心地良い眠りを誘発します。

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 このようにSSP治療器には様々な効果があるので、当院みたいな接骨院又は麻酔科、産婦人科、歯科など様々な医療現場で力を発揮する治療機器であります。