栃木県栃木市 ふくろう接骨院 ダイエットを科学的に解析する その3
2013年09月24日
今回も引き続きダイエット関連することをわかりやすく解析していきます。
有酸素運動はどのくらいの時間や頻度やればいいの?と質問を受けるのでまずはそこから解説して行きたいと思います。
雑誌やテレビなどのダイエット特集で「20分以上の有酸素運動が必要です」と書いてあることが多いですが、なぜなのかを考えてみましょう。体を動かしたりするのに糖質(ブドウ糖など)というものが関係します。血液中にある糖質が体を動かしたりするのに使われやすいので、まず糖質を多めに使い始めます(効率が良いため)。だいたい20分も運動をし始めると血液中の糖が少なくなり、体に蓄えていた脂肪を燃焼させエネルギーと変えていきます。それなので20分以上の運動じゃないとダイエットの効率が悪いということです。しかし、あくまでも目安に考えたほうが良いです。空腹時は糖質が少なくなっているので、最初から脂肪を使いやすかったりと色々なのです。それに、運動開始は糖質だけではなく、脂肪も少し使っているので、細切れの運動(10分程度)でも効果はあります。
筋力運動やダッシュなどの負荷の強い運動(無酸素運動系)は糖質をたくさん使います。逆に脂肪はあまり使いません。それなので、運動をするならまずは筋力運動をしてからジョギングなどの有酸素運動をしたほうが脂肪をエネルギーに変えるのが効率が良いので試してください。
これらのことを考えてみても強い負荷で運動をしたり、食事を一気にセーブをしたりしてもすぐには痩せないことがわかると思います。これまでのことを踏まえて継続して長期的にやることが効率が良いのです。
また機会がありましたらダイエット特集をやりますのでお楽しみに☆