栃木県栃木市 交通事故治療(子供の交通事故)(8)ふくろう接骨院

2023年04月11日

当院では仕事の都合でなかなか治療に来れない方のために、予約制で自賠責の治療を自己負担なしで受けることが可能です。継続的な治療が必要ですのでまずはご連絡くださいね。

車を運転していて交通事故に遭ってしまった場合、運転手だけの事故ならまだしも同乗者がいると特に不安になります。

同乗者の治療費はどうしよう?仕事を休んだ分の保証は?慰謝料はどうなるの?等々も心配になります。

結論から申し上げますと同乗者も運転手と同じように一緒に自賠責保険を使っての治療は可能であり保証も同様に行われます。但し幼児や小学生位の子どもが同乗していた際は色々と問題があります。

ではどのような問題があるのでしょうか?

実際に当院で交通事故(幼稚園児)で治療を行った流れを書きますので参考にしてみてください。

平成29年8月、前に当院へ来院していた患者様より電話がありました。「昨日、交通事故に遭ってしまった為、治療をしてください!!」との電話です。

電話があったのが夕方18時頃だった為、当院に直接来院していただきました(相手加入の保険会社さんは営業時間外となっているため)。

しばらくするとお見えになったのですが、両親と小さい子供が来院されました。話を聞くと家族で栃木市内にある飲食店へ行く途中、青信号で交差点を渡ろうとした際に対側の右折車にぶつけられてしまったとのことです。

直ぐに加害者側が警察を呼んでくれ事故の報告をしました。両親ともなんとなく首や背中が痛くなってしまい、子供は泣いていたとのことです。

その日のうちに救急外来で病院へ行き診察を受けむち打ちとの診断です。子どもは当日は泣いているだけだったので診察はしなかったとのことです。

次の日の朝、子供が首が痛いと訴えてきた為、加害者の保険会社に電話をかけてから近所の整形外科に行ったところ、「子供はむち打ちにならないよ」「子供に行う治療はない」と言われてしまい何もせず終わってしまいました。しばらく様子を見ていたのですが夕方になっても痛むとのことで当院に来院しました。

まず、幼児でも当たり前ですがむち打ちによる頚椎捻挫は起こります。ただ、大人と違い骨や関節、靭帯は弾力に富むためなりにくいです。

しかし幼児の頚椎捻挫は普通にあります。今回の場合は首を動かすと痛くて嫌がります。右には辛うじて向けるけど左には向けない感じです。

大人の場合ですと干渉波や頚椎牽引、超音波等の器械を使い治療をするのですが、子供に行うことは出来ません。

徐々に痛みが強くなっているとのことですので頚部に熱や腫れなどの炎症徴候があるため痛みが出てきますので、子供が嫌がらないようなアイシングを施します。

次の日、保険会社さんに連絡をしていただき、自賠責保険の一括請求をお願いされました。今回もアイシングを行い手技による施術を行いました。治療開始から一週間で症状が消失したため治癒となりました。

子どもの場合は適切に治療を行うと回復力が速いため治癒になるスピードが速いです。因みに両親は2ヶ月、4カ月かかりました。大人のむち打ちによる頚椎捻挫や腰椎捻挫は時間がかかりやすいです。

小学生や幼児は病院に行っても重要視されないことが多々あります。しかし子供でも大人と同じ様な症状は出ますし、痛みもでてきます。子どもでも痛むようなら早急に治療を開始してください。

交通事故に遭ってしまったらまずは当院へご連絡ください。適切な対応をするためにお早めにご連絡お待ちしています。