栃木県栃木市 ふくろう接骨院 筋力運動を科学的に解析する その2
2013年09月24日
以前の記事の続きで、今回は筋肉の肥大について書いていきます。
皆さんは、超回復というものを聞いたことがありますか?ウエイトトレーニングをしているかたは聞いたことがあると思います。簡単に説明をすると、筋力運動で体に負荷をかけて、筋肉の繊維を一度破壊します。そうすると、回復してくる際に「以前壊されたから次は壊されないぞ」 といった感じで前回より太くなります。この回復期を超回復とよびます。筋繊維を破壊してから約48時間後(24~72時間と個人差があります)に修復(超回復)されていきます。しかし、修復される前に更にウエイトトレーニングをしてしまうと、破壊した部位を更に破壊してしまい効果が得られないばかりか、ケガにつながってしまいます。
超回復というものは実は100%解明されていないので、実は否定的な考えもあり「毎日ウエイトトレーニングをしたほうが効果的」という考えもあります。しかし、毎日やるとオーバーワークとなって負傷しやすいのでやめたほうが私は効果的だと思います。
筋力運動をするときは必ず「今からどこの部位を鍛えるぞ」といふうに筋肉を意識しながら筋力運動を行ってください。筋肉には学習機能もあるので意識をしながら鍛えたほうが効果もかわってきます。
今回は、超回復等について書きました。この次の機会には回数や休息等について説明いたします。筋力運動を科学的に解析する その3 をお待ちください!