なぜ巻き爪は再発するのか?|正しいケアと再発防止のポイント

2025年10月8日

巻き爪の痛みからようやく解放されたと思ったのに、「また巻いてきた…」「痛みがぶり返した…」と悩む方は少なくありません。

実は、巻き爪は一度矯正しても再発する可能性がある症状です。しかし、その原因を知り、正しいケアと生活習慣を整えることで、再発はしっかり防ぐことができます。

この記事では、巻き爪が再発する原因と、再発を防ぐための具体的なポイントを栃木市・ふくろう接骨院がわかりやすく解説します。

巻き爪が再発する主な原因

① 爪の切り方が間違っている

最も多い原因が「深爪」です。爪の角を丸く切りすぎると、伸びてくる途中で皮膚に食い込みやすくなります。特に親指は横からの圧力が強いため、爪の形を自然に保つことが大切です。

ポイント:爪の角を残し、「四角い形(スクエアカット)」を意識して切りましょう。

② 靴のサイズや形が合っていない

先の細い靴やヒール、サイズの小さい靴を履くと、爪が圧迫されて巻き爪が進行・再発しやすくなります。
ポイント:

  • つま先に少し余裕のある靴を選ぶ
  • クッション性が高く、足の指を動かせる靴を選ぶ
  • 長時間のヒール着用は避ける

③ 足の筋力・歩き方の問題

足の指(特に母趾)の筋力が低下すると、地面をしっかり踏みしめられず、歩行バランスが崩れます。これにより爪への圧力が偏り、巻き爪が再発する原因になります。

ポイント:

  • タオルギャザー(足指でタオルをたぐり寄せる運動)
  • 裸足でのバランス運動
  • 足裏アーチを保つストレッチ

④ 矯正後のケア不足

B/Sスパンゲなどで矯正しても、装着後の期間にケアを怠ると再発率が上がります。

爪がまっすぐに伸びきるまで時間がかかるため、途中で靴や歩き方が戻ると、また巻いてしまいます。

ポイント:矯正後も定期的なチェックを受け、爪が正常な形で伸びるまでサポートを受けましょう。

巻き爪を再発させないための生活習慣

・足指を「使う」生活を意識

裸足での生活や、足の指をしっかり動かす習慣をつけることで、自然な爪の成長をサポートできます。

・入浴後の保湿ケア

爪と皮膚が乾燥すると、巻きやすくなります。入浴後に保湿クリームやオイルを軽く塗ることで、爪まわりの柔軟性が保たれ、再発予防になります。

・定期的なメンテナンス

爪の形や生え方には個人差があります。当院では、B/Sスパンゲ矯正後の経過観察や再発予防のケアも行っています。気になる方はお気軽にご相談ください。

まとめ|原因を知れば再発は防げる

巻き爪の再発には、「爪の切り方」「靴」「筋力」「ケア不足」といった日常要因が大きく関係しています。

しかし、これらを意識して改善すれば、巻き爪を繰り返さない健康な足を取り戻すことができます。

ふくろう接骨院では、B/Sスパンゲによる矯正+再発予防指導+必要に応じて歩行・靴チェックまでトータルサポートを行っています。

巻き爪でお悩みの方は、ふくろう接骨院にぜひ一度ご相談ください。