肘部管症候群とは?手のしびれ・力が入らない原因と当院の施術法
2025年07月8日
肘部管症候群とは
肘の内側を通る「尺骨神経」がカギ

肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)は、肘の内側を通る「尺骨神経(しゃっこつしんけい)」が圧迫されることで起こる神経障害です。
この神経は、薬指や小指の感覚、そして手全体の細かい動きをコントロールする大切な神経です。
この尺骨神経が肘の部分で圧迫・牽引されると、手のしびれや指先の筋力低下など、日常生活に支障をきたす症状があらわれます。
どんな症状が出るのか?
- 小指・薬指のしびれやチクチク感
- ペンが持ちにくい、細かい作業がやりにくい
- 手の筋力低下、握力の低下
- 肘の内側の痛みや違和感
これらの症状が徐々に進行し、放置すると手の変形や麻痺にまで進行することもあります。
原因と発症リスク
スポーツ・デスクワークで多発

原因として多いのは、肘を長時間曲げる姿勢が続くことです。
- デスクワークでの肘の曲げっぱなし
- 長時間のスマホ操作
- 野球・テニス・ゴルフなど肘を酷使するスポーツ
- 楽器演奏など細かい手作業
このような習慣により、肘周辺の神経にストレスがかかり、症状が出やすくなります。
加齢や骨格の歪みも要因に
加齢による骨の変形、猫背などの姿勢の悪さ、過去の肘のケガや骨折歴なども発症のリスクを高めます。
セルフチェックしてみよう
こんな症状は要注意

次のような症状がある場合は、肘部管症候群の可能性があります。
- 小指や薬指だけがしびれる
- 指先が冷たく感じる
- 手に力が入らず、物を落としやすい
- 肘の内側を軽く叩くとビリッと電気が走る
放置するとどうなる?
初期段階ではしびれだけだった症状も、悪化すると「筋肉の萎縮」や「変形」へと進行するおそれがあります。
早めのケアが何より大切です!
ふくろう接骨院の施術法
姿勢と神経の圧迫にアプローチ
ふくろう接骨院では、ただ肘周りをマッサージするだけではありません。
神経が圧迫される原因にしっかり向き合い、姿勢や骨格から整えていきます。
- 骨盤や背骨のゆがみを整えることで、神経の通り道を広げる
- デスクワーク姿勢など生活習慣の改善アドバイス
- 肘の可動域改善+神経の滑走性を高める施術
骨盤矯正などを組み合わせ
当院では、関節運動学的アプローチ(AKA療法)や、全身のバランスを整える骨盤矯正などを組み合わせて、再発しにくい体づくりをサポートしています。
患者様の声と実例
40代男性/デスクワークによるしびれ改善例

長時間のパソコン作業によって右手にしびれを感じるようになった方。
初回の施術で姿勢の改善と神経のリリースを行い、数回でしびれはほとんど消失しました。
50代女性/料理中の違和感から来院

包丁を持つ手にしびれと力が入らない感覚があり、肘部管症候群と診断。
定期的な施術で肘の可動域が改善し、料理も快適にできるようになったと喜びの声をいただきました。
まとめ|違和感があるなら早めの相談を!
「ちょっとしたしびれだから…」と放っておくと、後々後悔することになるのが肘部管症候群の怖さです。
当院では、一人ひとりの症状に合わせた丁寧なアプローチで早期改善を目指します。
気になる症状がある方は、ぜひ一度ふくろう接骨院へご相談ください!


